【料金25,000円以下】安さだけで選ぶと危険?格安退職代行の賢い選び方とおすすめサービス5選
「もう会社に行きたくない。精神的にも体力的にも限界だ…」
「でも、上司に退職を切り出す勇気も気力も残っていない」
「とにかく安く、誰にも迷惑をかけず、今すぐこの状況から抜け出したい」
もし今、あなたがこう感じているなら、その気持ちは痛いほど理解できます。心身ともに疲れ果て、一刻も早く今の環境から逃れたいと願うのは決して甘えではありません。そして、その解決策として「格安の退職代行サービス」にたどり着いたのは、非常に賢明で現実的な判断です。
実際に、料金25,000円以下の退職代行サービスは多数存在します。中には20,000円を切るリーズナブルなサービスもあり、経済的な負担を抑えつつ、面倒な退職手続きや上司とのやり取りを専門家に任せられます。
ただし、料金の安さだけで選んでしまうと、かえって状況が悪化する『落とし穴』にはまる危険があることをご存知でしょうか?
退職代行で最も重要なのは料金ではなく、サービスを運営している「運営元」です。この価格帯のサービスは主に「民間企業」と「労働組合」の2種類に分かれます。この違いを理解せずに選ぶと、退職代行が失敗に終わる最大の原因となるのです。
この記事では、「安く、早く辞めたい」という願いを、安全かつ確実に叶えるための知識とおすすめサービスを紹介します。最後まで読むことで、単に安いサービスを知るだけでなく、自分に最適で信頼できるサービスを自信を持って選べるようになります。
まずは、この記事で紹介する内容の結論からご覧ください。
▼ 25,000円以下の格安退職代行サービス早見表
サービス名 | 運営元 | 料金(税込) | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
退職代行ガーディアン | 労働組合 | 19,800円 | 交渉可能・実績豊富・追加料金なし | 公式サイトへ |
退職代行OITOMA | 労働組合 | 24,000円 | 交渉可能・全額返金保証・後払い可 | 公式サイトへ |
退職代行Jobs | 労働組合提携 | 19,800円~ | 交渉可能(要組合加入)・弁護士監修 | 公式サイトへ |
退職代行EXIT | 民間企業 | 20,000円 | 交渉不要のシンプル退職に最適 | 公式サイトへ |
まず理解すべきこと:「安さの裏にあるリスク」
料金が安いという理由だけでサービスを選ぶと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。ここからは、退職代行を利用する際に失敗を招く最大の原因「非弁行為(ひべんこうい)」について解説します。
退職代行サービスの中には、弁護士資格を持たない事業者が法律で禁止されている「交渉」を行ってしまうケースがあります。これが非弁行為であり、弁護士法で厳しく禁じられています。
特に、運営元が「民間企業」の格安サービスは、この非弁行為リスクと常に隣り合わせです。民間企業ができるのは、あくまで依頼者の「使者」として「〇〇さんが退職します」と伝えることだけであり、「代理人」として会社と取り決めを行うことは一切できません。
具体的に「交渉」とは何か?
では、どのような行為が「交渉」にあたるのでしょうか。以下のような対応はすべて交渉とされ、民間企業が行えば違法となる可能性があります。
- 有給休暇の取得を依頼・調整すること
- 未払い残業代の支払いを請求すること
- 退職日の調整を行うこと
- 会社からの損害賠償請求に対応すること
例えば「有給を消化してから辞めたい」「人手不足だから退職日を延ばしてほしいと言われそう」といった状況は、会社側が少しでも難色を示せば交渉が必要になります。
実際に「安い民間企業サービスに依頼したら有給を消化できなかった」「会社から『本人と話さないとダメだ』と言われ直接連絡がきた」といった失敗談も少なくありません。多くの場合、サービスが悪質というより、利用者が自分の状況に合わない「交渉権のない」サービスを選んでしまったことが原因です。
会社側も、法律上の権限がない「使者」からの要望に応じる義務はなく、無視や本人への直接連絡に発展するリスクが高まります。
安全な選択肢:「労働組合」運営の退職代行サービス
では、こうしたリスクを避けるにはどうすればよいのでしょうか。その答えが、「労働組合」が運営する退職代行サービスです。
労働組合は、日本国憲法第28条および労働組合法によって会社と対等に話し合う権利、すなわち団体交渉権が保障されています。これにより、労働組合が運営する退職代行サービスなら、依頼者の代理人として合法的に会社と交渉できます。
▼ 格安サービスにおける「できること」の違い
機能・権限 | 民間企業 | 労働組合 |
---|---|---|
退職意思の伝達 | ○ | ○ |
有給休暇の交渉 | ×(非弁行為リスクあり) | ◎(団体交渉権あり) |
退職日の調整交渉 | ×(非弁行為リスクあり) | ◎(団体交渉権あり) |
費用相場(税込) | 10,000円~30,000円 | 20,000円~30,000円 |
非弁行為リスク | 高い | なし |
この表から分かるように、料金が同程度でも「民間企業」と「労働組合」では対応できる範囲が大きく異なります。少しでも会社と揉める可能性があるなら、交渉権を持つ労働組合運営のサービスを選ぶことが、安くかつ安全に退職するための絶対条件です。
【料金25,000円以下】安全・確実なおすすめ格安退職代行サービス5選
ここからは、これまでのポイントを踏まえ、料金25,000円以下で利用できる「コストパフォーマンス」と「安全性」を兼ね備えたおすすめ退職代行サービスを5つ厳選して紹介します。
まずは、交渉権を持ち安心して任せられる「労働組合」運営のサービスから見ていきましょう。
退職代行ガーディアン:業界最安級で確実な交渉力
運営元
東京労働経済組合(法適合の労働組合)
料金(税込)
19,800円(正社員・アルバイト問わず一律)
追加料金
一切なし
対応時間
365日24時間対応
支払い方法
クレジットカード、銀行振込
返金保証
なし(ただし退職成功率100%)
総合評価
「退職代行ガーディアン」は法適合の労働組合が直接運営し、19,800円という低価格と確実な交渉力を兼ね備えています。料金は雇用形態に関係なく一律で、追加費用も一切なく安心です。
法的な交渉権を持ちながら、交渉できない民間企業サービスより安い場合もあり、「安かろう悪かろう」が必ずしも当てはまらないことを示しています。安さと安全性を両立させたい人に、真っ先に検討してほしいサービスです。
メリット
- 法的に安心して退職できる
労働組合法に守られており、違法性を心配する必要がありません。公式サイトでも「これまで退職できなかったケースは一度もない」と明言しており、確かな実績があります。 - 有給休暇や退職日の交渉が可能
団体交渉権を活かし、依頼者に代わって有給取得や退職日調整を合法的に行ってくれます。 - スピーディーな対応
依頼後は即日で会社へ連絡を行い、その日から出社不要になります。口コミでも「LINEで相談して45分で完了した」「即日辞められた」といった声が多く寄せられています。
デメリット
- 転職サポートはない
退職後の転職活動は自分でエージェントに登録する必要があります。 - 金銭請求や裁判対応は不可
未払い残業代や慰謝料請求など、金銭が絡む複雑な交渉や裁判は弁護士の領域となり対応できません。 - 公務員は利用不可
労働組合法の適用外となるため、公務員はサービスを利用できません。
口コミ・評判
- 良い口コミ
「特殊な職場環境でしたが、スムーズに進めてもらえました。ごねられると思って初めて代行を依頼しましたが、本当に頼んでよかったです。」 - 良い口コミ
「依頼した日から会社に行かなくてよくなり、苦しい思いをせずに済んで助かりました。」 - 気になる口コミ
「やり取りは事務的でしたが即日退職できました。」対応を機械的と感じる人もいますが、その分迅速かつ確実な処理が期待できます。
こんな人におすすめ
- とにかく安く、かつ法的に安全なサービスを求めている方
- 有給休暇を消化してから辞めたい方
- 会社からの引き止めに不安を感じている方
退職代行OITOMA:返金保証付きの安心感と柔軟な支払い
運営元
日本通信ユニオン(労働組合)
料金(税込)
24,000円(一律)
追加料金
一切なし
対応時間
365日24時間対応
支払い方法
クレジットカード、銀行振込、後払い(手数料4,000円)
返金保証
あり(万が一退職できなかった場合)
総合評価
「退職代行OITOMA」は労働組合が運営するサービスで、料金は一律24,000円です。ガーディアンよりやや高めですが、全額返金保証がついている点が大きな安心材料です。万が一退職できなかった場合でも費用が無駄にならず、不安を抱える方にとって心強い制度といえます。
さらに後払いにも対応しており、「今すぐ辞めたいけれど手元資金が不安」という状況でも利用しやすい仕組みになっています。
メリット
- 全額返金保証でリスクなし
万が一退職できなかった場合でも費用は返金され、安心して依頼できます。 - 労働組合運営で交渉可能
ガーディアン同様、有給消化や退職日調整などを合法的に交渉できます。 - LINEで手軽に完結
相談から依頼、完了までLINEで進められるため、電話が苦手な方でもスムーズに利用できます。
デメリット
- 比較的新しいサービス
2021年に開始されたため、老舗と比べて実績の蓄積は少なめです。 - 後払いは手数料が必要
後払いを利用すると4,000円の追加手数料がかかります。
口コミ・評判
- 良い口コミ
「有給20日分を一気に使って退職できるか不安でしたが、問題なく対応してもらえました。」 - 良い口コミ
「料金は一律24,000円で追加費用もなく良心的。深夜でも対応してくれて助かりました。」
こんな人におすすめ
- 「退職できなかったらどうしよう」と不安が強く、返金保証を重視する方
- 給料日前などで後払いを利用したい方
- LINEで気軽にやり取りしたい方
退職代行Jobs:弁護士監修と労働組合提携のハイブリッド型
運営元
株式会社アレス(労働組合提携・弁護士監修)
料金(税込)
19,800円~(キャンペーン価格)+労働組合費2,000円
追加料金
なし(組合加入費は別途)
対応時間
365日24時間対応
支払い方法
クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済、Paidy後払い
返金保証
あり(万が一退職できなかった場合)
総合評価
「退職代行Jobs」は民間企業が運営していますが、労働組合と提携し、さらに弁護士監修も受けているという点が特徴です。これにより、民間企業の手軽さと労働組合の交渉力、さらに弁護士監修による法的信頼性を兼ね備えています。
交渉を依頼する場合は組合加入が必要で、基本料金に加え2,000円の組合費が発生します。ただし、頻繁にキャンペーンを行っており、合計22,000円前後で利用できるケースが多いです。さらに全額返金保証や豊富な支払い方法もあり、幅広い層にとって使いやすいサービスです。
メリット
- 弁護士監修による高い信頼性
法律の専門家がサービス全体を監修しているため、安心感が非常に高いです。 - 労働組合提携で交渉可能
組合費を追加すれば有給休暇などの交渉も合法的に依頼できます。 - 転職サポートで費用が実質無料に
提携する人材紹介サービスを利用して転職に成功すると、最大3万円の祝い金がもらえる制度があり、代行費用を相殺できる可能性があります。
デメリット
- 交渉には組合加入が必須
組合費が追加でかかるため、単純な料金だけで見れば割高になる場合があります。 - 対応が事務的と感じる場合も
一部口コミでは「寄り添ったコメントが少なかった」といった声も見られます。
口コミ・評判
- 良い口コミ
「何度も自分で退職を試みましたが引き止められて失敗。Jobsに依頼したらあっさり退職できました。成功率100%の実績は信頼できると思います。」 - 気になる口コミ
「退職を伝えてもらうだけでこの料金は高いと感じました。」
こんな人におすすめ
- 弁護士監修による安心感を重視したい方
- 退職と同時に転職も進め、費用を抑えたい方
- コンビニ決済や後払いなど柔軟な支払い方法を希望する方
【注意喚起】交渉が一切不要な場合のみ!「民間企業」運営の格安サービス
ここから紹介するサービスは労働組合ではないため、有給休暇や退職日に関する交渉は一切できません。
「退職の意思を伝えるだけで、会社とのトラブルは絶対にない」と断言できる場合のみ、選択肢として検討してください。少しでも不安がある場合は、前述の労働組合運営サービスを選ぶ方が賢明です。
退職代行EXIT:退職代行のパイオニアでシンプルに辞める
運営元
EXIT株式会社(民間企業)
料金(税込)
20,000円(一律)
追加料金
一切なし
対応時間
365日24時間対応
支払い方法
クレジットカード、銀行振込
返金保証
あり
総合評価
「退職代行EXIT」は、メディア露出も多く、退職代行というサービスを世に広めたパイオニア的存在です。運営元は民間企業のため法的交渉はできませんが、その分「退職の意思を伝える」という業務に特化しています。
料金は20,000円とシンプルで、業界での知名度や実績を考えればコストパフォーマンスは高いといえます。有給や退職日の調整といった懸念が一切なく、スムーズに意思伝達だけを任せたい場合に適したサービスです。
メリット
- 業界のパイオニアとしての知名度と実績
多くの退職成功事例があり、安心して依頼できます。 - シンプルで分かりやすい料金体系
追加料金がなく、20,000円ポッキリで依頼可能です。 - 転職サポートが充実
希望者には無料の転職支援を提供しており、次のキャリアも見据えやすいです。
デメリット
- 交渉は一切不可
有給消化や退職日の調整など、少しでも交渉が必要な場合には対応できません。 - 労働組合サービスの方が安い場合も
例えばガーディアン(19,800円)は交渉権を持ちながらEXITより安価です。
こんな人におすすめ
- 会社と揉める可能性がゼロで、有給も消化済みのシンプルなケースの方
- サービスの知名度や実績を重視する方
- 退職後の転職サポートを受けたい方
退職代行モームリ:アルバイト・パートなら業界最安値級
運営元
株式会社アルバトロス(民間企業)
料金(税込)
12,000円(アルバイト・パート) / 22,000円(正社員)
追加料金
一切なし
対応時間
365日24時間対応
支払い方法
クレジットカード、銀行振込、後払い
返金保証
あり
総合評価
「退職代行モームリ」は、特にアルバイトやパートの方にとって圧倒的な低価格を実現しているサービスです。アルバイト・パートは12,000円と業界最安級で、正社員の場合でも22,000円と相場より安く利用できます。
ただし民間企業運営のため交渉は一切できません。とはいえ「店長に言いづらくて辞められない」といった交渉が不要なケースでは非常に有効な選択肢となります。後払いにも対応しており、経済的に余裕がない状況でも利用しやすい点が魅力です。
メリット
- アルバイト・パート向けの圧倒的な低価格
12,000円という料金は他社と比較しても群を抜いて安いです。 - 後払いに対応
給料日前でも依頼でき、急ぎのケースでも安心です。 - 豊富な提携サービス
転職支援のほか、給料ファクタリングや不動産紹介など、退職後の生活を支えるサービスとも提携しています。
デメリット
- 交渉は一切不可
有給消化や退職日調整はできません。 - 正社員料金は最安ではない
正社員は22,000円で、交渉権のあるガーディアン(19,800円)の方が安い場合もあります。
こんな人におすすめ
- アルバイトやパートをすぐ辞めたい方
- 費用を最優先で考える方(交渉不要な場合に限る)
- 後払い制度を利用したい方
状況別・あなたに最適な格安退職代行の選び方
ここまで5つのサービスを紹介しましたが、「自分にはどれが合うのか」と迷う方も多いでしょう。以下では、状況に応じて最適なサービスを選ぶためのチェックリストを用意しました。
Q1: 未消化の有給休暇が1日でも残っていますか?
→ はい:労働組合運営のサービスが必須です。
民間企業に依頼すると有給取得の「希望」は伝えられても「交渉」はできません。会社に拒否されれば消化できない可能性があります。大切な権利を守るために、退職代行ガーディアンや退職代行OITOMAを選びましょう。
Q2: 退職日を会社と調整する必要がありそうですか?
(例:「後任が見つかるまでいてほしい」と言われそう)
→ はい:労働組合運営のサービスを選ぶべきです。
法律上は退職の意思を伝えて2週間で辞められます(民法第627条)。しかし会社が引き止める場合、団体交渉権を持つ労働組合なら、希望するスケジュールで退職できるよう調整してくれます。
Q3: 未払い残業代や会社に請求したい金銭がありますか?
→ はい:この価格帯のサービスでは限界があります。
労働組合も交渉は可能ですが、金額が大きい場合や会社が強硬に拒否する場合は弁護士の介入が必要です。まずは退職代行ガーディアンなどに相談し、対応可能か確認するとよいでしょう。難しい場合は弁護士運営サービスの利用を検討してください。
Q4: 上記の不安はなく、ただ「辞めます」と伝えてほしいだけですか?
→ はい:民間企業サービスも選択肢となります。
有給消化済みで会社との関係も良好なら、退職代行EXITのような民間企業でも問題なく対応できます。万一に備えて返金保証があるサービスを選ぶと安心です。
賢い選択で、安く安全に次の一歩を踏み出そう
退職代行サービスを選ぶうえで最も重要なのは、表面的な料金の安さではなく、自分の状況に合った「運営元」を見極めることです。
数百円や数千円の差であっても、「交渉権」の有無が退職の成否や有給休暇などの権利を守れるかどうかを大きく左右します。
迷ったときは、コストパフォーマンスと安全性のバランスに優れた「退職代行ガーディアン」への相談をおすすめします。19,800円という低価格ながら、労働組合として法的交渉権を持っており、多くのケースで安心して依頼できます。
この記事で得た知識は、不必要なリスクを避け、最小限の費用で心穏やかに新しいキャリアを始めるための強力な武器になります。今の苦しい状況から抜け出すために、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみてください。
【さらに詳しく知りたい方へ】
- より多くの選択肢を比較したい方 → [退職代行サービス徹底比較ランキング【2024年最新版】](ピラー4リンク)
- 「非弁行為」のリスクを詳しく知りたい方 → [【法的リスク完全回避】非弁行為とは?安全な退職代行サービスの選び方](ピラー2リンク)
- 「退職代行ガーディアン」の評判をもっと知りたい方 → [退職代行ガーディアンの口コミ徹底解説記事](個別レビューリンク)